2013年6月10日月曜日

第13回 キトルス杯

浜松大学・常葉大学ソフトテニス部さんとの日程調整の結果、この時期で男子の遠州杯と開催がダブりながらとなってしましました。
大学の日程、浜松市内の中学校の日程だけでも開催日が絞られてしまいます。
そのうえ、静岡県内、愛知県、岐阜県...と皆の都合はとても一致しません。

2008年5月に男子の大会としてスタートしました。
ほのぼのとした近隣校での大会でしたが、年々規模が拡大してきました。
当時、麁玉、湖東など東海でも多少戦えるチームの台頭とともに県外の有力校からも参加頂けるようになりまた。
第2回からの麁玉4連覇の前半立役者の選手が今年から大学1年生となり運営側になり、歴史を感じさせます。
2009年秋からは浜松市内において麁玉、清竜、浜名が県内でも飛び出していた年です。
全国へ出場するような選手も参加頂けるようになってきました。
この年は、麁玉と田原東部のライバル対戦が熾烈で対戦ごとに白熱した試合を見せてくれました。
キトルスで4連覇を達成した麁玉は、東海大会でも田原東部を破り東海3位の結果を残しました。
結局麁玉-田原東部との対戦は、4勝4敗で1年間の対戦を終えています。
麁玉の優勝を最後にそれ以降愛知県に優勝は持って行かれています。

2011年、この年から中学、高校の男女開催としましたが、団体と個人を交互に開催となりました。
中学大会の上位は高校大会にも招待され、第10回女子の高校大会ではその中学生ペアがベスト4に3ペア入るなど大活躍をしました。
奈良の大宇陀も参加頂き女子の大会を盛り上げてくれました。
大宇陀と言えども簡単に優勝させない実力がついてきたとは言いすぎでしょうか..

そして昨年。愛知・加木屋が団体アベック優勝し、男子の個人も加木屋がとりました。
女子個人戦は雨天中止となり、高校の女子団体も雨に祟られてしまいました。
高校生の大会もキトルス1期生が活躍してくれました。

さて今年。
男子は土曜日開催。とくに他地域と大会が重なってしまいました。
浜松市内校が愛知に挑む図式となり、雄踏が浜松対決を制し3位に入りました。
対戦ごとに勢いづく逢妻と安定した強さを見せる日進西が決勝戦を行いました。
両チームの1番手がともに勝ち、3本目の対戦となりましたが、日進西が逢妻を振切り優勝を手にしました。
女子は、男子以上に愛知と差をつけられているようです。
加木屋の連覇か、奈良の榛原か。逢妻、松平が阻止するか。
実力校に注目が集まりましたが、決勝は榛原と加木屋の対戦となりました。
今年も加木屋は強いです。実力校の愛知内でも抜けているのではないでしょうか?
予選から1本も落とさず決勝へ上がりました。
その加木屋を寄せつけなかったのが榛原でした!
全国トップクラスのテニスを見せてくれました。
監督自らベストメンバーで参加して頂き、見ているだけで勉強になりました。

深くはわかりませんが、前衛は後衛並みそれ以上にストロークが打てます。
後衛は、前衛並み、それ以上にボレー、スマッシュが打てます。
そのコースは、広角でどちらに打ってくるかわかりません。
相手より先にミスはほとんどしませんし、つなぎ合いに持ち込もうともすぐに仕掛けてきます。
体制が崩れている所から鋭い打球で攻めてきます....
見ていても、取り入れられるレベルに無いように思えました。

一つだけ、誰でもすぐに出来る事を教えてもらいました。
「イン、アウト関係ない」と言う事です。
試合でも、練習試合でもラインを割った打球は止めてしまう選手が非常に多くいます。
微妙な落下点を見間違えたり、ミスジャッジなどで失点。トラブルなどあります。
しかし、どんなアウトでもしっかり打ち返すことにより「つまらない失点」を防げます。
また、それ以上にその打球の返球も練習のひとつととらえると、いかに練習の機会を捨てていたかと言う事にもなります。
試合中、多くの打球は球出しのような打球では無く、攻められている所からの凌ぐことも一つですが、そこからの反撃も必要です。
これならすぐにできますね。
ただし、打ち込む方のアウトは関係ありますね

毎回の事ですが、大学のソフトテニス部の運営には感謝です。
自分たちの練習時間を削り、バイトの時間を削り(!)、2会場での運営ご苦労様です。
6月末が、高校生の団体戦です。
今後ともよろしくお願いします


0 件のコメント:

コメントを投稿