2013年4月14日日曜日

第11回 浜北ジュニア杯

常葉大学浜松キャンパス庭球場をお借りして、大会を開催しました。
新中学1年生以下の団体戦。しかも5本対戦のリーグ戦です。

ジュニアチームで小学生を卒業し、中学1年生となった選手たちですが、部活の仮入部時期に
あたり、ジュニアも卒業している事もあり、練習の空白時期になります。
その空白を埋めるべく大会を開催しました。
団体戦で、複・複・単・複・複の5対戦です。(複=ダブルス、単=シングルス)
通常3本で対戦する団体戦ですが、今回はシングルを含む5対戦で3勝した方が勝ちです。
3本以上に対戦の組合せが複雑になりますが、面白い大会となりました。

静岡県、愛知県、三重県から6チームが集まり、総当たり戦で優勝を争いました。
リーグ戦の為、3勝してしまっても5対戦行います。
また、勝ち数で並んだ時は、勝敗の差が決め手になりますので、勝つときは限りなく全勝を
めざし、負けるにしても1本でも多く勝っておかないと後で泣くことになります。

試合は接戦の連続となり、勝つにしても3勝2敗と2つは落としてしまい、僅差で進行していきました。
三重県の桑名・小俣と愛知県の日進の一騎打ちとなりそうな展開でしたが、豊川が日進を下し
待ったをかけます。
浜北と蒲原が優勝戦線から離脱し、日進、豊川、桑名・小俣と静岡県富岳が上位4本となりました。
最終戦の日進と桑名・小俣の対戦を残し、順位は全く分からなくなりました。
桑名・小俣は、4勝0敗ですが、日進に負けると優勝を逃してしまいます。
日進は、桑名・小俣に勝てば優勝ですが、負けると3チームが同率で並ぶことになります。
その場合、富岳、豊川と日進が3勝2敗となります。
その時は、該当3チームでの対戦成績となりますが、共に勝が5点、負けが5点と同率です。
さらにすべてのゲーム獲得の勝負となります。
その場合、
    日進  富岳  豊川  得失差  得失ゲーム差  順位
日進      ③   2    5-5=0   21-21= 0   3位
富岳  2       ③    5-5=0   21-20=+1   2位
豊川  ③   2        5-5=0   21-22=-1   4位  となります。
つまり、わずか1ゲームの差で順位が変わってしまします。
リーグ戦の怖い所です。
トーナメントであれば、勝ちさえすれば上位に進めますが、リーグ戦は同点となった時に
このように「勝ち方」が問われてしまいます。
1勝、1ゲームの大切さが問われます。過去にはそれでも同点でポイント差で決まったこともあります。
ダブルフォルト、イージーミス、ラッキーなポイント、あたり損ねても1ポイントです。
こわいです...

その注目の対戦が始まりました。
1勝1敗で迎えた3本目のシングルをとり2勝で王手をかけたのは日進でした。
しかし、桑名・小俣も1つ返し、2勝2敗で5本目の勝負となりました。
桑名・小俣の粘りも1歩届かず、日進が3勝目を挙げ勝利しました。
その結果、日進と桑名・小俣が4勝2敗と同点ですが、2チームの同点の時は、直接対戦の結果で決まります。日進の優勝です。
また、3勝2敗で同率の富岳と豊川ですが、同様に富岳が2位となりました。

最後の最後までわからない展開の大会でした。
優勝:日進  準優勝:桑名・小俣  3位:富岳  4位:豊川  5位:浜北  6位:蒲原
すべての順位が明確に決まるのもリーグ戦です。

みなさん、お疲れ様でした。


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